2018-01-01

2018年 明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

2017年を振り返って・・・
将棋界は、かつてない盛り上がりで注目された一年でした。
将棋関係ではない友人知人からも連絡が来たり、感想を聞かれたり将棋ブームを実感しました。
藤井聡太四段のお蔭で、メディアで取り上げられる機会も増え、将棋をはじめたいと思うお子さん達が増えたことは、とても嬉しいことでした。

個人的な将棋の成績は、1月~12月の計算で4‐8とかなり負け越し。
ここ3年リーグ入りなどができていないので、毎年試練です。それでも、マイナビ女子オープンで甲斐さんに勝って2年連続ベスト8になったことなどを励みに、まだまだ諦めず上を目指して頑張りたいと思っています。

日本女子プロ将棋協会(LPSA)活動としては昨年5月に10周年を迎えることができました。
記念パーティでは大勢の方にお越しいただき、お祝いしていただいたことがとても嬉しく、一番印象に残っています。
イベントや大会も1年を通して、ほぼこれまで通り開催できたので、今後もLPSAらしさが出る女性向け大会や子供向け大会を引き続き開催できるよう、努力していきたいと思います。

また、昨年は蛸島さんが今期限りで引退するニュースをお届けすることになりました。
女流棋士第1号からずっと現役でトーナメントプロを続けてこられて、本当に尊敬しています。
蛸島さんの女流棋士草創記のエピソードを聞くにつれ、私達がいま、日々対局をすることができること、今の女流棋界があることへの感謝の気持ち強くなります。
LPSAに新たな女流棋士が誕生できるよう芽を育てる活動も始めていますし、また所属している女流棋士が結果を出せるように、協会メンバー皆で士気を高めていきたいと思います。

久々の更新(というか、年に一回が恒例に・・・)になっていますが、
今年も発信したいことは、ツイッターで今後も書いていければと思っています。

代表理事として、慎重な発言を求められることもありますが、告知や公式コメントばかりでもつまらないので、うまくバランスを保って発信していければといいかなと思います。

昨今は、#metooの動きなどもあるように、社会問題をSNSを通じて個々が発信しやすい時代になりました。私も女性の組織の代表として、様々なことを学び、視野を広げ、日本女子プロ将棋協会の存在意義や、活動意義を高めることができるよう前に進んでいきます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

2018年 1月1日       
中倉宏美